2017-03-29 09:44 | カテゴリ:コンピュータ

なんとか小型LCDで動作することが確認でき、また、インターネット接続も可能になりました。
しかしながら、この小さなLCDでは、ソフトの開発どころか、デスクトップの設定メニューを開くにも広さが不足して、OKボタンが押せないこともあります。
そこで、32GBのSDカードとHDMI変換ケーブルが到着したのを機会に、HDMIディスプレイを主体に、小型LCDと切り替え表示ができ、また、Win10のPCとリモート接続が出来るように、再度OSをインストールすることにしました。


(01HDMI)
01_HDMI.jpg



(02uSD)
何かと今話題の、、、
02_USD.jpg




続きは、、、、



さて、改めて新規にOSをインストールする手順を説明します。
ネットを探せば多くの先輩諸氏のブログがありますが、いくつかを参考にさせていただき、かつ、最新のRaspberryPi3での記事ということで、ご説明していきます。

新規ラズパイ3のインストール手順

目標

1、基本OSのインストール(今回はRasbian)
2、日本語表示と入力(GUIとCUI)
3、WIN10のPCからリモートデスクトップ接続で操作する


(1、基本OSのインストール)


RaspberryPi3(以後ラズパイと省略します)に対応しているOSはいくつかあります。

ラズパイ公式サイト

https://www.raspberrypi.org/

(03Home)
03_RasPiHome.jpg


のダウンロード
https://www.raspberrypi.org/downloads/

(04DL)
04_DL.jpg

(05DL_ZIP)
05_DL_ZIP.jpg


左側のNOOBSをクリックしてDLします。

今回は、NOOBS LiteではなくNOOBSをダウンロードすることにします。
NOOBSの下の方にある「Download ZIP」ボタンをクリックしてNOOBSをダウンロードします。
解凍するには、このNOOBSのアイコンの上に説明(赤丸印)してある、専用の解凍ソフト「7ZIP」もダウンロードし、NOOBSを解凍します。


カテゴリー10のSDマイクロカード(できれば16GB以上)を用意し、WIN10でフォーマットします。
フォーマット形式はFAT32です。
フォーマット後に、解凍したNOOBSを丸ごとコピーします。

フォーマットがうまくいかないときは、


https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

から、「SDカードフォーマッター」を

(06SDカードFormatter)
06_SD_Formatter.jpg

インストールして、SDカードをフォーマットします。
一度、ラズパイにインストールしたSDカードは、記憶領域が専用に確保されていますので、容量不足でNOOBSがコピーできないとこがあります。

コピーしたSDカードを差し込んだラズパイに、マウス、キーボード、HDMI経由のディスプレイを接続し、電源を接続します。

電源投入から、インストール進行、初期デスクトップ画面表示までの流れがこちらです。

(ビデオ開始時点)



(ビデオ終了時点)



この間、5-10分です。じっと待ちます(笑)

画面にインストール開始のポップアップが出たとき、下の方に、言語選択のボックスが出ますので、そこで日本語と日本語キーボードを選択してください。
そうすると、インストール完了したあとに、日本語のデスクトップが立ち上がります。
LANケーブルを差し込んで、地球マークのブラウザーを起動して、接続できるか確認しておきます。

まずは、初期の設定を進めますが、その前にソフトのアップデートをしておきます。


(ソフトのアップデート)

最初に、DLしたOSの内部アプリのアップデートをしておきます。
LXTerminalのアイコンをクリックしてコマンドプロンプトを起動して、
pi@raspberrypi ~ $の後に


sudo apt-get update(リターン)

(07Update)
07_Update.jpg

sudo apt-get upgrade(リターン)

(08UpGrade)
08_Upgrade.jpg


を入力します。
これは、

apt-get update:パッケージの目次をサーバーから入手する
apt-get upgrade:システムにインストールされているパッケージをアップデートする

という意味です。

続いてファームウエアアップデートです。

sudo rpi-update(リターン)

(09rpiUPG)
09_rpiupg.jpg


これでソフト関係のアップデートは完了です。
一旦、メニューからシャットダウン、Rebootしておきます。



(デスクトップメニューから設定する)

ここから、デスクトップの設定メニューからRaspberryPiの必要な項目を設定します。

(10設定)
10_RPI設定


以下の画面を参考にして、必要な項目をクリックし、チェックマークのON/OFFをしてください。
デフォルトのIDとPASSですが、
デフォルトのユーザー名は「pi」でパスワードは「raspberry」です。

(11)
11_システム

(12)
12_インターフェス

(13)
13_パフォーマンス


なお、インターフェスのSSHとVNCは必ずONにしてください。(あとで使います)

(14)
14_ローカライズ

(15)
15_タイム

(16)
16_キーボード

(17)
17_無線Lan

設定後再起動します。

(18)

ここまでくるとWiFiが使える様になっていると思いますので、タイトルバーのメニューからご自身のアクセスポイントを選択し、PASSを入れていただければ、ネットに接続されます。

(19WiFi)
19_WiFi.jpg

(20WiFiOK)
20_WiFiOK.jpg

試しにYAHOOにつないでみました。
ちゃんと日本語の表示もできています。やれやれです。

(21Yahoo)
21_Yahoo.jpg


(2、日本語表示と入力(GUIとCUI))

OSが無事に立ち上がったところで、その他の日本語表示と入力の設定を行います。
基本の日本語フォントは、特にインストールしなくてもOSインストール時に入っているようです。(ブラウザやデスクトップの表示がちゃんと日本語です)

日本語入力システムをインストールします。
LXTerminalで以下のコマンドを入力します。


pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get install ibus-anthy(リターン)


(22Japan)
22_Japan.jpg


処理が終了したらリブートしておきます。

続いて、日本語システムの設定をします。
デフォルトの日本語切り替えは、WINキー+スペースの様ですが、私は、「半角・全角」キーに慣れていますので、初期設定を削除して、新たに、「半角・全角」キーを登録しました。
削除と登録の手順がちょっと「直観的ではない」ので、写真を参考にしてください。

(22Menu)
22_Menu.jpg

(23)
23_kiri1.jpg

(24)
24_Kiri2.jpg

(25)
25_Kiri3.jpg

25_Kiri4.jpg

(26)
26_Kiri5.jpg


(27)
27_Kiri6.jpg

(28)
28_Kiri7.jpg



ちゃんと切り替えができるかは、(ラズパイのメニュー)->(アクセサリー)->(TextEditor)でメモ帳を開いて、入力して確認してください。
切り替えボタン(私は半角全角キー)を押すごとに、日本語入力ができるはずです。

(29)
29_ABC.jpg


(30)
30_あいう




(3、Win10PCからリモートデスクトップ接続する)


ここまでで、初期設定は完了していますので、プログラミングやネット接続は可能ですが、私の場合は、リビングでTVを見ながら、プログラムを組むこともあり(だからバグが多いのだ!)(笑)
リビングのNOTEパソコンから、ラズパイのデスクトップ画面を操作して、プログラミングできるとうれしいので、デスクトップ接続を行えるようにします。

手順として、

SSH接続可能に設定
VNCサーバーを設定
xrdpのインストール

でOKなはずですが、すでに、SSHとVNCは先に設定していますので、xrdpのインストールをします。
そして、WIN10のリモートデスクトップを起動すると、ERRORになりました。


(31XRDP)
31_XRDP.jpg



(32Error)
32_Error.jpg


で、調べると、「tightvncserver」をインストールする必要があるようです。

そこで、

いったん,xrdp をアンインストールします。

sudo apt remove xrdp(リターン)

tightvncserver をインストールします。

sudo apt update(リターン)

sudo apt install tightvncserver(リターン)

再度 xrdp をインストールします。

sudo apt install xrdp(リターン)

以上で,Win10から接続できるようになりました。

(33Remote)
33_Remote.jpg


(34Yahoo)
34_YahoRemot.jpg


さて、ここにきて、問題が。
先ほど日本語設定をして、切り替えが「半角全角」キーでできるようになったのですが、Win10のPCで操作しても切り替わりません。
これは不便なので、NETで調べてみると、対処方法がわかりました。


以下のコマンドを入力して、必要な設定ファイルを読み込めば解決するようです。
ネットで解決策を探すと、この場合は /etc/xrdp フォルダに以下のファイルを作成すれば、日本語キーボードが認識されるようだ。

km-0411.ini
km-e0010411.ini
km-e0200411.ini
km-e0210411.ini


内容的には全て同一のファイルなので、以下の手順でネットから km-e0010411.ini ファイルをダウンロードして、パーミッションを変えてからコピーすれば良い。
下記の通りにキーボードから入力してください。
ちなみに、PCのリモート画面では、コピペができませんでした(笑)


$ cd /etc/xrdp(リターン)
$ sudo wget http://www.mail-archive.com/xrdp-devel@lists.sourceforge.net/msg00263/km-e0010411.ini(リターン)
$ sudo mv km-e0010411.ini km-0411.ini(リターン)
$ sudo chmod 644 km-0411.ini(リターン)
$ sudo ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini(リターン)
$ sudo ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini(リターン)
$ sudo ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini(リターン)

終わったら以下の手順で、XRDPサーバを再起動する。

$ sudo service xrdp restart(リターン)


(35ReJapan)
35_ReJapan.jpg



これで以降のリモート接続からは、キートップ通りの日本語入力が行えるようになりました。
いろいろ準備作業が大変でしたが、やっと準備完了です。
これからソフトの勉強が開始できます。
ネットでいろいろ調べてはいるのですが、プログラムPython)そのものより、必要なモジュール(シリアル通信やi2c通信などのパッケージです)の導入と設定が良く分かりません。
前途多難です(笑)





【ジャンル】:趣味・実用 【テーマ】:電子工作
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