2016-12-26 17:01 | カテゴリ:PIC応用回路

スカイラインの工作は、別途進行中です。
塗装と乾燥の繰り返しで、時間がかかりそうなので、小物の電子工作を始めました。
スカイラインの完成は新年になりそうです。

2内容

この小型赤外線リモコンを使ってみようと、、、、<

さて、電子工作を進めている際に、時々不便に思うことがあります。
その一つが、通信系のソフトのデバッグです。

RS232やi2Cの通信部分が、ちゃんと設計通りに動作しているかを確認するためには、通信線をモニターして、信号内容を解析する必要があります。
先日導入した、ロジアナは、そんな際にとても便利です。
しかし、PIC回路からの送信データをモニターする事には良いのですが、PIC回路がデータをちゃんと受信できているかを確認するためには、外部にRS232の送信回路を設け、希望のデータをPICに送信できなければなりません。
通常は、PCの通信ソフトを立ち上げて、専用ケーブルを用意し、また、PIC回路側には、RS232通信ICを用意して、レベルマッチングをしなければPCとは接続できません。
これは、ブレッドボードで試作回路をテストしている際には、どうにも面倒です。
そこで、PICと赤外線リモコンを組み合わせて、簡易なRS232データ送信モジュールを製作しようと思います。

ほとんどのPICには、RS232通信用の、TXとRX端子があり、また、先日、ブロ友の6jiroさんに紹介いただいて購入した、ミニ赤外線リモコンとその受信モジュールを組み合わせ、リモコンで任意の16進数を数バイト入力し、それをRS232でターゲットのOIC回路に直接送り込める設計です。
電源は、ターゲットのブレッドボードから引きますので、本体は非常にコンパクトにできそうです。

さーっと回路を考えてみました。

(回路図)
IRRS001.jpg


確認用の2色LEDと赤外線受信モジュールくらいしか部品がありません。
とりあえず、ブレッドボードに回路を組んで、ソフトを製作します。

(テスト回路)
IRRS002.jpg



全体はこんな感じです。
ここには、赤外線受信モジュールと、

(赤外線受信)
IRRS003.jpg

二色LEDをつりつけています。

(2色LED)
IRRS004.jpg


あとは、クロック用のセラロックだけです。

(セラロック)
IRRS005.jpg


また、小型赤外線リモコンは、10キーしか備わっていませんので、不要なキーをHEXキーとしてアサインし、わかりやすくするためにPCでラベルをプリントし、キーの近くに貼り付けました。

(KEYボード)
IRRS006.jpg

今回は、簡素化のためにHEX専用の入力にしました。
16進を二個まとめて、1バイトとし、最大8バイト(今回の仕様ですが、拡張は容易です)以下のデータを入力後、「OK」キーを押すと一括でRS232信号として出力される仕様です。

また、HEXを入力する際、1バイト2文字入力の、上位と下位を表示するために、2色LEDで状態表示をさせます。
一文字目のHEXを入力すると、「オレンジ色」を表示、2文字目を入力すると、「緑色」になります。

この時に、「OK」キーを押すと、これまでに入力されたデータが送信されます。

簡単な回路図に、基盤を切り出しました。


(基盤)
IRRS007.jpg

何かケースはないかと周りを探したら、ありました!
ガムか何かが入っていた小さなプラケースです。
大きさもぴったりです。

(ケース)
IRRS008.jpg


こちらが完成した基盤です。
1時間くらいで完成しました。

(完成基盤)
IRRS009.jpg


入出力は、6ピンのコネクタ(ピンヘッド)にしました。
現状は、RS232だけですが、将来、i2Cにも対応できるようにしています。


(コネクター)
IRRS010.jpg



(完成写真)
IRRS011.jpg

IRRS012.jpg


実際の動作の様子です。
電源投入で、LEDの緑、赤がそれぞれ短時間点滅。

HEX文字を一文字入力くすると「オレンジ」、二文字目を入力すると「緑」に変化し、この時点で「OK」キーを押すと、RS232端子からデータが出力されます。
その動作が完了すると、赤、緑が点滅して、消灯し、初めに戻ります。

こちらは、出力されたRS232の信号を、ロジアナで確認したものです。
1,2,3,4,5,6とキーインして、OKを押したところです。

全体の動作状況はこんな感じです。

(動作ビデオ)



これでRS232通信のデバッグも楽になりそうです。

今年は、これまでとさせていただきます。

みなさん、良いお年をお迎えください!!


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