2015-11-19 00:31 | カテゴリ:ヘリコプター
エンジン50クラスのヘリが欲しいなぁ、と思っていたら、RC通販でSDXが格安だったので注文してしまいました。
広告が出たのが、土曜日の夜、即注文して、確定。日曜日の午前には、「売り切れ」でした。
ラッキー!

そのSDXの製作過程から初飛行調整までををまとめていきます。
まずは、組み立て製作編です。

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詳細はこちら

RCエンジン・ヘリコプター ヒロボーSDX組み立て


RCヘリは、37クラスのQUESTのキャリバー、50クラスのスケールBELL222、電動550クラスのJR-NEXE6と所有していますが、50クラスのエアースキッパーにはスケールボディーを搭載したので、怖くて度々飛ばせません。
そこで、練習機も兼ねて、ヒロボーのSDXを購入しました。
このキットには、エンジンはもちろん、マフラーやブレードも付属していませんので、あとから追加しなければなりませんが、とりあえず「特売価格」に魅せられて、購入しちゃいました。

ヒロボーのヘリは、初代シャトル(1980年代)から始めて、このSDXで4機目です。
JR社製のヘリは、カーボンやグラス、金属部品をメインに使用しているのに対して、ヒロボー製は、多くをエンジニアリングプラスティック部品で構成されています。
強度はともかく、組み立てが簡単で、破損しても部品が安いと言うメリットがあります。
反面、精度を追求しにくい、ネジ部にガタが出やすいと言うデメリットも。

ある程度の経験者なので、無難に組み立ては出来ると踏んでいます。

組み立てに際しては、キット以外に、

* OS55エンジンとマフラー
* サーボ
* ラダージャイロ
* メインローター

などが必要ですが、ジャイロと一部のサーボは手持ちがあるので、エンジン、マフラー、ローターとSWASH用サーボを別途調達する予定です。

通販で手配していた部品が全て到着しましたので、いよいよ組み立てに入ります。

まず、新たに購入した金属ギアのデジタルサーボ(K-POWER製DMM090)と、以前に購入して都合で使用していなかった、ラダー用のサーボ(QUEST製DS-5012)の慣らしをします。

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手持ちの「サーボテスター」に接続し、自動で繰り返し往復動作をするモードにして、各サーボを1時間くらい動作させます。
これで、金属ギアの当たりが付いて、動きがより滑らかになります。

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エンコン用は、手持ちのノーマルサーボです。

サーボの仕様(4.8V時)
スワッシュ用(DMM090) スピード=0.14秒、トルク=9.6Kg
ラダー用(DS-5012) =0.05秒、   =4.5Kg
エンコン用(MG996R) =0.19秒、   =9.4Kg


この間に、SDX本体の組み立てに進みます。

説明書はこのヒロボーのサイトにあります。

SDX説明書

組み立ては説明書どおりの手順で進めますが、時々ポイントがあります。
また、説明書には記載されていない作業を経験上することもありますが、ポイントを紹介します。

1、燃料タンクの組み立て

これは、説明書どおりに、タンクの成型時のバリを、カッターや紙やすり(400番くらい)できれいに取ります。
これをしないと、燃料チューブ(シリコン製)が飛行時の振動などで切れて、エンスト->墜落の危険がありますので、注意です。
また、タンク内のシリコンチューブの取り付けには、シリコンチューブ自体を、2mm程度の輪切りにしたものを2個用意して、オモリとニップルの双方にチューブを差し込んだ後に抜け防止のストッパーとしてはめ込んで起きます。(図参照)

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2、サーボマウントの組み立て

ここは特に注意点はありませんが、成型時のバリで、怪我をしないように、紙やすりで、各部の角をこすって、鋭利な部分を丸めておきます。

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3、メインフレームの組み立て

多くのビスやボルト、ナットで組み立てます。
まずは、指定箇所と部品を確認して、仮組みし、間違いが無いかを確認します。

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ビスやボルトの間違いが無ければ、本締めをしますが、お勧めは、メインマストを差し込んで、3個のベアリングの位置を決め、ガラステーブルや定番の上にメインフレームを置いた上で、平面を確保し、全てのねじを少しずつ、順番に繰り返して締めていきます。
ビスとナットで固定する部分(計9箇所)には、ねじロックをビス側に少量塗布して、万一の緩みに備えました。

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また、サーボマウントをメインフレームに取り付ける、6本の六角ボルトは、左右の対のボルトを左右同時に少しずつ締め付けて生きます。
こうすることで、偏りの無い、ゆがみの無いフレームを組み立てることが出来ます。
これは、後ほどの、エンジン搭載時に、エンジン自体も振動の無いように組み立てることに繋がります。
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(注意)
ここで重要な注意事項があります。
このメインフレームの組み立て時に、同時に、この先の「7」で組み立てる、六角クロスメンバー2本を、指定のボルトで「仮止め」するようにしてください。
メインフレームをここで組み立てて、ビスを本締めした後で、手順「7」で、このクロスメンバーをフレーム内に入れることは不可能です。
私は、やむを得ず組み立てたメインフレームのねじを緩めることになりました。
ヒロボーの機体はほとんどがプラパーツで、何度もねじ(特にタッピングビス)を締めたり緩めたりすると、ねじ穴がバカになり、大変なことになりますので、要注意です。

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4、カウンターギアの取り付け

ねじは指示どうり仮締めです。本締めされていない事が分かる様にねじの部分にしるしを付けました。(白ペンキなど)

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5、ランディングギアの取り付け

メインフレームの取り付け穴は、3mm径ですが、六角ボルトを入れやすいように、3.2mmのドリルで穴を少し大きくしておきます。

6、SWMレバーの組み立て

ここでは手持ちのRC送受信機が、120度モードか、135度モードか、何をサポートしているかによって、選択します。
私のJR-PCM9の場合は、120度でした。

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7、SWMレバーの取り付け

注意点は、数種類あるワッシャーを注意して、順番に取り付けることです。
一度、仮組みして、間違いが無いか確認した後に、フレームに取り付け、固定すると良いでしょう。
手順「3」で取り付けたクロスメンバーの仮止めのねじを外して、SWMレバーを取り付けます。

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8、メインギアの取り付け

特に注意点はありませんが、メインギアにオートロケースをネジ止めします。

9、スワッシュプレートの組み立て

私は、120度リンケージを選択しました。
これ以降は、120度の説明に沿って組み立てていきます。

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注意点は、スワッシュにボールリンクをねじ込む際に、予め3mmのキャップボルトで、下穴(ねじ切り)をしなければならないということです。
これをしないで、無理にねじ込むとねじ山をつぶして、最悪スワッシュをだめにしてしまいます。

10、スワッシュアウトの組み立て

ここの最大のポイントは、ニードルピンをラジアスアームに挿入するところです。
説明書には、なんら記述はありませんが、このピンの挿入がポイントで、間違っても金槌などでたたいて押し込まないでください。
私は、小型万力にピンをセットしたラジアスアームを挟み込んで、徐々に締め込み、ピンを圧入していきました。

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11、ヨーク部の組み立て

ここも特に注意点はありません。


12、ヨーク・ブレードホルダー部の組み立て

ここのポイントは、スラストボールベアリングです。
注意書きに、グリスを塗布する様にあります。
ここには非常に強大な力がかかります。普通のグリスでは、すぐに飛んでしまいます。
スラストベアリング用のグリス(私は手持ちにJR製のスラストベアリング用グリスがあり、それを使用しました)を塗布します。

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13、シーソー部の組み立て

このセクションに限りませんが、プラパーツにベアリングを挿入する部分では、400番くらいの紙やすりで、ベアリングを挿入する部分の角を少し磨いてやると、ベアリングが挿入しやすくなります。
固いのに無理に、しかも斜めにベアリングを押し込んで、抜けなくなることもありますので、注意が必要です。
ちょっとの手間で、安全に確実に挿入できますので、お勧めです。

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14、スタビアーム部の組み立て

特に注意点はありませんが、スタビコントロールロッドの長さは、指定どおり、きっちりしておくことが重要です。
仮止めのイモネジは軽く締めておきます。(抜けて無くならない様に)

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15、スタビブレード部の組み立て

説明では、スタビバーの左右の長さを約135mmとするように指示がありますが、どの程度バーをスタビにねじ込むかで変わってきます。
私は、基準点として、バーの左右の端から、15cmの所に印をつけて、バーをスタビライザーにねじ込む長さを左右で同じになるようにしました。
結果的に、バーの表面に出ている部分の長さが135mmになるように左右均等に調整します。

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16、ローターヘッド、ウォッシュアウト、スワッシュ部の組み立て

特にありませんが、私はすべてのネジにネジロックを使用しました。

17、テールケース部の組み立て

組み立て時にビス、ナットは仮締めにして置きます。
後ほど、テールパイプを差し込んだ後に、本締めをします。

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18、テールハウジング部の組み立て

スラストベアリング用のグリスを塗布します。
スラストベアリングの取り付け方向には指定がありますので、ノギスなどで内径を計測して、間違えないようにします。
穴の径の差は0.1-0.2mmです。目視では厳しいです。


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19、テールハウジング部取り付け

テールシャフトと、ボールリンク部にグリスを少量塗布しました。
ラダーはジャイロで高頻度に微細な制御を余儀なくされますので、軽く動作するようにします。

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20、テールブームパイプ部の取り付け

ここでネジを本締めします。
ネジロックを使用しました。

21、テール部の取り付け

ここで一番重要なのは、テール駆動のタイミングベルトが、指示通り、90度ひねって取り付けることです。
逆にひねったり、あるいは270度ひねってしまわない様に注意します。

22、テールブームブレース部の組み立て

ターミナルを取り付けるビスとナットは、ナットが内側になるようにします。

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23、尾翼の取り付け

尾翼はプラ製で、エッジがとても鋭いので、紙やすりで角を取っておきます。
ナイフ状になっていて怪我をしないためです。

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24、エンジン部の組み立て

指示通りに、エンジンの後部のクランクケースのネジを外して、OS純正のクランクシャフトクランプを使用して、フライホイールをしっかり固定します。
しっかり固定できていないと、エンジン始動時にこれが緩み、クーリングファンとともに押し上げられて、カバーに食い込んで、大変なことになります。

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ここで最も注意したいのは、エンジンの中心軸の設定です。
エンジンはクラッチベルなどを取り付けた後、エンジンマウントに4本のボルトで固定しますが、遊びがあります。
このまま不用意に締めてしまうとエンジンの軸がずれる恐れがあります。
私は、厚紙を折ったものをエンジンマウントとエンジンのクランクケースの隙間にセットし、軸がなるべく中心に位置するように4本のボルトを少しずつ締めました。

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25、エンジンの取り付け

エンジンからキャブレターを一旦外して、クラッチベルが外れないように注意して、エンジン部分をメインフレームのベアリングに挿入します。
エンジンマウントにエンジンを取り付ける際に中心を正しく合わせておけば、ここではスムースにベアリングにクラッチベルが入るはずです。
SDX対応のOS55用のマフラーとプラグヒーター用にアダプターケーブルも取り付けます。

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==ここまでで、機体がほぼ完成です これからメカの搭載に入ります==

【ジャンル】:趣味・実用 【テーマ】:ラジコン
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